芹工務店の社長である私がお気楽に日々思うことなどを 徒然なるままに書かせてもらいます。
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ペレットとは小玉の意味。材木の粉を小さなカプセル状に固めたものを薪の替わりにするストーブをペレットストーブと呼ぶそうです。ストーブは興味あるけれど、薪の調達が大変です。かといって、鋳物のストーブやダンロの中に電気ヒーターというのも味気ない。ペレットストーブはちょうど良いかもしれません。芹工務店の高断熱・高気密の住宅では換気は重要なファクターです。開放型の燃焼系暖房は、水蒸気や二酸化炭素の発生があるのでご遠慮願っています。しかし、煙突がついてシッカリ、排気するストーブやダンロは高断熱・高気密の住宅には適しています。ペレットは60円/Kgで、1時間で1Kg必要だそうです。ひと冬のペレット消費量は300~500Kgくらい。1シーズンの暖房費は2~3万円くらいになります。ペレットストーブは床暖房や蓄熱暖房よりランニングコストは安そうです。どなたか、試して見ませんか。
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いま、漁業は長期的な危機に直面していると思う。確実に魚資源は枯渇に向かっている。その主要因は人間が魚を獲りすぎるから・・。まき網漁法で根こそぎ獲ってしまうから、若い魚まで獲られてしまい、次世代の魚が育たなくなってしまっている。ヨーロッパ、北米も同じ様な危機に面して英断を行い、ニシン、シシャモは10年間の禁猟で資源回復をした。資源回復の最良の対策方法は「IQ方式」という漁船ごとの漁獲量を割り当てる「個別漁獲枠」だ。この方式だと今の日本の「総量規制」のように漁期の初めに競争で魚を獲って「規制枠」まで行ったら今年の漁は終わりというような貧乏ったらしい漁の必要がなくなる。隣の船と競争せずに、収益率の悪い「小さな魚」は獲らず売れる魚をジックリ探すようになる。ノルウェーの船長の年収は1,500万円程度、乗組員もその6割くらいだそうです。多分、日本の漁師より、相当、いいんじゃないだろうか。魚が無ければ漁業は成り立たない。獲るばかりでなく、育てる工夫をしなければならないでしょう。日本は養殖技術力が高く、イロイロな種類の養殖を行っているそうですが乱獲をガマンして大きな海の自然の力に任せるほうがより多くの魚の復活が可能なのではないだろうか。日本の漁業関係者は、世界の状況を承知していて「しかし、日本の場合はいろいろな事情があってなかなか改革は進まない。」等と言っているが「隗より始めよ。」のたとえの通りまず、初めて見なければ、何も変わらない。「多国間関税自由化」も同じ、今、参加せずにいたら、確実に世界経済から置き捨てられてしまうだろう。
今まで私は高断熱・高気密住宅は部屋の広さに必要な能力の半分の能力のエアコンで十分と言ってきましたが、すこし、訂正いたします。計算では必要な能力としてあは半分くらいで大丈夫です。しかし、エアコン能力がギリギリですと運転中フル稼働でまわりっぱなしになりますからランニングコストは高くなります。長くエアコンを運転するなら、ゆとりを持った能力のエアコンで運転するほうがエアコンも休み休み動くので、ランニングコストは安く済むようです。また、住宅全部を冷やすのですから、セッカク有る2階のエアコンを運転しないでリビングのエアコンだけで涼しくなろう、暖かくなろうなんて、セコイ考えはしないでくださいね。そもそも、空調はバランスが大事です。リビングだけ暖房しても、他の部屋が寒ければそちらから冷たい空気が廻ってきて、スキマ風のように感じて暖かさは半減です。夏は、その逆で、涼しい部屋に2階から温度の違う暖かい空気が廻ってくるので何時までたっても涼しくなりません。ですから、エアコンの設置も工夫が必要です。広く、曲がったLDKなどは、大きなエアコンを1台よりも配置を考えて、小型のエアコン2台というほうが効率が良くなることもあります。そこで、もうヒトツ、提案です。ここまでやるなら、全館冷暖房がイイデスヨ。24時間計画換気システムとセットになった全館冷暖房は200万くらいしますが計画換気システムとエアコン、そして、冬の暖房器具が要らなくなるので差額は70万くらいで済むと思います。ランニングコストもおさえられるので、10年くらいでモトは取れると思います。
前回の続きですが、エアコンはシーズン中、ズット、付けておいてください。夏は梅雨時から9月イッパイまで、冬も寒さを感じ始めたら、11月から3月まで・・。そうすると、エアコンが動かないのは、4,5月と10月くらいですね。なぜ、つけっぱなしにするかというと人間の暑さ、寒さの感じ方に拠るからです。人間の暑さ、寒さの感じ方は体の周りの温度の違いの総和で感じるのです。たとえば、冬の室内の温度が25度でも、床、外壁、屋根が室外温度に近い5度ならば、寒いと感じてしまうのです。夏は、その逆で、室内温度が24度でも床が20度、外壁、屋根が室外温度の影響で30~35度ならば暑いと感じてしまいます。ところが、高断熱の家で床、壁、天井が室温と同じならば、夏なら室温28度、冬なら19度でも快適に過ごせるのです。ですから、夏、冬のシーズン中はエアコンをつけっぱなしにして、室温だけでなく床、壁、天井も室温と同じ温度にしておくのです。贅沢な話ですが、アイシネンを使った高断熱・高気密住宅ならば、コンナすごし方でもランニングコストは高くならないのです。現在、当社で建てた、アイシネンを使った高断熱・高気密住宅にお住まいの方は、だまされたつもりで試してみてください。
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10月末の日曜日と、11月7日の日曜日と連チャンで、孫の七五三のお祝いをしました。かたや、息子の次女の七つの祝いかたや、東京の娘の長女の三つの祝い還暦を迎えた年に、二つも孫の七五三が続いて、いささか、・・・・・・の感があります。日ごろ、そんなことを感じることはないのですが先日の、東京の孫の七五三に向かう道すがら品川駅のホームで、フト、鏡に映った自分の姿をみてあれまあ、ジジイが映っているよとあきれてしまいました。まれに出かける東京だから、一張羅を着て行こうやとキバッたつもりでしたがいやはや、短足で、腹の出かかった、額も上がりかかって頭のてっぺんの薄さをスタイリングムースで隠そうなんて姑息な姿のジジイが映っているのですよ。なんのオーラも感じさせない田舎もののジジイには品川駅のコンコースは広すぎる。沼津の田舎がツクヅクとお似合いなのかしらねえ。それにしての、東京はいいなあ。電車に乗っているおねえちゃんも子連れのおばちゃんも何とはなしにヨイのよねえ。ハデじゃないのに、ゴク、普段着なのにダレからもスマートな感じを受けるのですね。 そして、夕暮れ時に帰ってきた沼津駅から見た大手町も通りは薄ボンヤリしていて、思わず、ため息をついてしまいました。何とかしなくっちゃ。ねえ、何とかしようよ。このまじゃあ、沼津も日本も沈下してゆくだけだよお。