焼きカキは野嵜が戦力にならなかったのですが
代わりに設計のエッチャンが細身のクセに、とんでもない戦力で
多分、年寄りの私より食べた数は行ってたと思います。
そのエッチャンが「ういろう」をお土産に欲しいというので
私の経験のスベテをかけて
「味がボケているだの、食感がゼリーなんだか羊羹なんだか訳のわからん
いかにも、名古屋の味だ」
と、いかに「ういろう」がうまくないかを説いたのですが
「おかげ横丁」の「とらや」の「生ういろう」がうまいと
旅行ガイドに書いてあったというので「とらや」によってみました。
ガラスケースに入った「生ういろう」は確かに私の知っている「ういろう」とは
チョット違う雰囲気で蒸し羊羹ぽい感じがします。
しかし、味見をして見なければと見廻してみましたが試食品がない。
で、私得意のズウズウしさで売り子のおばちゃんに
「試食させて。」と頼んだところ
「はい、ミミのところをきってもらってきましょう」と
快くお返事をいただき
「生ういろう」のミミがご試食で出てきたところ
横に並んでいたおばちゃんたちの手が
私たちより先に先に出てきて、あっという間に残りわずか
焦って「俺が頼んだの!!」とババアどもを叱りながら
私たちの分を確保して食べたのが
「う~まぁ~い」
目からうろこがボロボロとこぼれ落ちて
「ういろう」の認識がガラリと変わってしまいました。
大袈裟に言えば、私の60年の生涯でベスト3に入る衝撃的な事件でした。
思わず3本も買っちゃいました。
エッチャンもご満足でした。
ついでに、私より先にご試食品に手を出したおばちゃんたちも
シッカリとご注文してました。
ということで
「おかげ横丁」へ行ったら「赤福」よりもゼッタイに「とらやの生ういろう」です。
以上、ご報告まで。
追記: あとで調べたところ「ういろう」は日本各地にあって
山口、京都、名古屋、小田原、神戸、徳島・・そして、伊勢は「虎屋のういろう」
だそうです
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