今まで私は高断熱・高気密住宅は部屋の広さに必要な能力の
半分の能力のエアコンで十分と言ってきましたが、
すこし、訂正いたします。
計算では必要な能力としてあは半分くらいで大丈夫です。
しかし、エアコン能力がギリギリですと
運転中フル稼働でまわりっぱなしになりますから
ランニングコストは高くなります。
長くエアコンを運転するなら、
ゆとりを持った能力のエアコンで運転するほうが
エアコンも休み休み動くので、ラ
ンニングコストは安く済むようです。
また、住宅全部を冷やすのですから、
セッカク有る2階のエアコンを運転しないで
リビングのエアコンだけで涼しくなろう、
暖かくなろうなんて、セコイ考えはしないでくださいね。
そもそも、空調はバランスが大事です。
リビングだけ暖房しても、他の部屋が寒ければ
そちらから冷たい空気が廻ってきて、
スキマ風のように感じて暖かさは半減です。
夏は、その逆で、涼しい部屋に
2階から温度の違う暖かい空気が廻ってくるので
何時までたっても涼しくなりません。
ですから、エアコンの設置も工夫が必要です。
広く、曲がったLDKなどは、大きなエアコンを1台よりも
配置を考えて、小型のエアコン2台というほうが
効率が良くなることもあります。
そこで、もうヒトツ、提案です。
ここまでやるなら、全館冷暖房がイイデスヨ。
24時間計画換気システムとセットになった
全館冷暖房は200万くらいしますが
計画換気システムとエアコン、
そして、冬の暖房器具が要らなくなるので
差額は70万くらいで済むと思います。
ランニングコストもおさえられるので、
10年くらいでモトは取れると思います。
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