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芹工務店の社長である私がお気楽に日々思うことなどを 徒然なるままに書かせてもらいます。

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オバマ大統領の支持率が下がっている大きな要因は「公的な医療保険」を導入するという医療保険改革が各方面から反対されて行き詰っているからです。

USAは主要先進国内で唯一、国民全体をカバーする「公的医療保証」が無い国です。
国民の半分以上は、雇用主が提供する民間保険に入っている。
高齢者や、低所得者への扶助はあるが、枠組みから漏れた無保険者は人口の15%(4600万人)に及ぶ。

一方、医療費負担はGDPの16%に達している。
日本の場合は8%程度である。

医療費の膨張は民間保険料の高騰をまねき、きぎょうや家計を圧迫して、更なる無保険者を生み出しすという悪循環に陥っている。

オバマ大統領は公的保険を創設して民間保険と競わせ、無保険者を減らそうと考えているのだが、保険会社、意思、病院、製薬会社などの既得権益を持つものの反対は激しいものがある。

また、この医療改革には年間1000億ドルという巨額の財源が必要とされる。

クリントン政権のときにも「公的な医療保険」の導入を試みたが、潰れてしまった。
実行するには、相当に厳しい問題が立ちはだかっている。

当初は8月の関連法案成立の予定だったが、遅れている。
11月には・・との意向だが、どうなることでしょうか。

これは他人事ではなく、日本も、今ある「公的な医療保険」が財政破綻を起こして無くなってしまうという可能性は十分にあるのが現状です。

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私の好きな、「GLOBE」朝日新聞についてくる週刊誌みたいなやつの最新号は教育が中心でした。
その中から、トピックスをいくつか・・・。

「世界一、受験熱が高い」といわれる韓国ですが、実は、70年代に高校入試の受験競争が激しくなって高校浪人が多数出るようになり、政府は高校入試を廃止してしまいました。
しかし、「いい大学」「いい就職」のための教育熱は高まるばかりで、家庭教師や塾の需要は高まるばかりで、とうとう、政府は「深夜の勉強をする塾」を通報させる報奨金制度を導入したとのことです。

人口520万人のフィンランドはOECDの学習到達度調査(PISA)で常に世界トップですが、フィンランド国内のほぼ全部が公立校で学校間や学校内の格差は非常に小さいそうです。
児童338人に対して教師22人などという割合でかなり教師の割合が高いようです。(子供15人に教師1人くらい)。
教科書の検定も無く、使う教科書は学校が決めるそうです。
しかし、現場の権限が大きいと学校間のバラツキが出そうになるのを、大学が責任管理する教員養成システムがコントロールしているようです。
教員は人気のある職種でヘルシンキ大学の教育学部は、昨年1258人の受験で123人しか合格できなかったとのことです。

イギリスでは私立小学校から全寮制の名門私立校パブリックスクールをへてオックスフォードやケンブリッジ大学に行くのが富裕層のエリートコースとされていますが、そのはためには4歳から私立小学校の付属幼稚園に通わせるのだそうです。
日本の「お受験」に似ているようですが、あちらのほうが本家ですよね。
しかし、このルートの学校での交友関係が社会に出てから効果があるようなのです。

合衆国でも富裕層は全寮制の学校、それに続く層は通学生の私立校、貧困層は公立校とハッキリ選別されているようです。
そして、公立校は学校崩壊がひどくて、とくに、ワシントンは全米で最もひどい地域だそうで、オバマ大統領も、最初は娘さんを公立校と考えたようですが、結局、名門私立校を選んだそうです。

OECDによると、教育に対する国の財政支出は、日本の場合はGDP比3.5%で加盟国平均の5.3%を下回り、最下位そうです。
また、政府の総支出に占める割合も9.5%で最下位だそうです。
就学前の教育では、公的負担がOECD平均で80.7%なのに対して、日本は43.4%で最下位。
大学までの教育支出の負担割合は、日本では公的負担が66.7%、OECD平均は84.7%です。
1クラスの人数も初等教育では日本が28.2人(OECD平均は21.4人)、中等教育では日本が33.2人(OECD平均は23.9人)と開きがあります。

各国家計の教育負担はどれくらいでしょうか?
日本では幼稚園から大学卒業まで全て公立で済ますと、平均的な教育費は約860万円です。
すべて私立ですと約2260万円掛かります。

イギりスでは高校まで公立の場合は約770万円、私立で通学の場合は1860万円、全寮制では2740万円かかるそうです。(21歳までに掛かる教育費)

合衆国では17歳までの1人あたりの養育費と教育費は低所得層では190万円、中所得層では330万円、高所得層では700万円です。

オーストラリアでは子供が2人いる家庭の大学卒業までに掛かる養育費と教育費は、高校まで公立の場合は390万円、高校まで私立の場合は1270万円です。(これは、2人分?)

韓国では小学校から大学までに掛かる保養は660万円だそうです。

各国の省庁が出した数字で基準が統一されていないので微妙な感じですが、やはり、日本は高いですね。





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鳩山民主党代表は民主党のマニュフェストで掲げた「CO2排出量の1990年比25%削減」を新政府方針とすると言っています。

経団連は、早速、文句を言っておりますが、たしかに楽な数字ではないでしょう。
テレビでは「この数字をクリアするには家庭でも年間36万円の支出増になる。」と報じていました。

自民党案では「1990年比8%削減」と言っていましたから3倍も高い目標になるわけです。
「1990年比8%削減」というのは現在では1990年より4%排出量が増えているといわれますので(6%増加という説もあります)、現在のCO2排出量からは12%削減になります。
民主党案の「1990年比25%削減」は現在の排出量からは約30%削減になります。

いやはや、とんでもない数字だと思います。

しかし、ワタシテキにはやるべきだと考えます。
負担が大きい、経済成長に影響するなどと、反対意見は色々ありますが、未来の地球が亡くなる危険を考えたらグズグズ言っているヒマは無いのです。

「CO2排出量の増加が地球温暖化に影響すると決まっているわけではない」という意見もありますが、この問題に限っては「マッタクの白」でない限り対策をとるべきです。
「グレー」だからと手をこまねいて「後の祭り」では取り返しがつかなくなってしまいます。

今の子供たちが大人になるときに地球が燃えている姿は想像したくないでしょう。

ところで、テレビでは「家庭で出来るCO2排出削減」の大きなものは「太陽光発電と断熱」と言っていました。
「太陽光発電と断熱」リフォームをやろうとすると500万円以上掛かると言っていましたが十分な断熱を考えたら600~700万円掛かるでしょう。
新築でも350~400万円くらい費用は増えます。
しかし、芹工務店では「高断熱」は標準です。
太陽光の200万円増加でOKですよ。

太陽光発電は標準的な家庭では3kWhくらいの発電量をまかなうソーラーパネルが妥当でしょう。
国からの補助金もでます。
1kWhあたり70万円のソーラーパネルに7万円の補助金がつきます。
3kWhのソーラーパネルで210万円掛かりますが、国から21万円、沼津市では10万円の補助が出ます。
東京都では国と区や市の補助プラス都からも出て50~80万円の補助になるそうです。
静岡県は出しません。
何とかしてよ。

で、芹工務店では兼の替わりに補助金出そうと考えています。
社長の腹案ですから、社員に怒られないように、相談してから発表します。
ぜひ、太陽光の相談しに来て下さいね。

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1931年の満州事変から数えると15年にわたる戦争は日本人の軍人軍属などの戦死230万人、民間人の国外での死亡30万人、国内での空襲等による死者50万人以上、合計310万人以上(63年の厚生省発表)の犠牲をもたらしました。
 この戦争は、アジア・太平洋各国に2000万人以上の死者をふくむ史上最大の惨害をもたらしました。また、第二次大戦全体では約6000万人にのぼる死者(軍人、民間とも)を出したという統計もあります。以下の数字は、各国の政府公表あるいは公的発表にもとづくものです。
 中国1000万人以上(「中国の人権状況」中国国務院=ただし37年7月~45年8月まで。他に2000万人との報告もある)、べトナム200万人(独立宣言)、インドネシア400万人(サンフランシスコ講和会議での同国代表発言)、フィリピン111万1938人(対日賠償要求)、インド150万人(べンガル飢餓死者のみの推計、政府任命飢餓調査委員会)、ニュージーランド1万1625人(政府公表)、オーストラリア2万3365人(同)、そのほか泰緬(たいめん)鉄道建設に投入された労働者の各国死者7万4025人(英国調査)など。ミャンマーやシンガポール、朝鮮などをのぞいても、これら諸国の公的発表の死者数だけでも1872万から2872万人を数えます。さらに日本の植民地支配のもとにおかれた朝鮮では、36万4186人が軍人・軍属として戦場にかりたてられ、死亡・行方不明者15万人(推定)、強制連行などによる死者・行方不明者をふくめ20万をこえる人びとが犠牲となりました。
東京は焼夷弾による無差別爆撃を受け、一夜で約10万人が犠牲になりました。

本土防衛のためとして、沖縄では中学生から女学生までを兵士や従軍看護婦に動員し、軍人・軍属(ひめゆり部隊や健児隊に動員された中学生・女学生も含む)に住民を合わせて、当時の沖縄の人口約42万人のうち12万人以上の死者を出したと推定されています。

原子爆弾の投下時には、数週間のうちに広島で14万人、長崎で7万人にのぼる死者が出ました。

海外に配置された日本軍は約355万人で、主要な戦場であった満州には約67万人が、中国本土には112万人がいました。約60万人の日本兵が捕虜としてシベリアに長期間抑留され、強制労働によって多くの犠牲者が出ました。

私の感想としては、6000万人や2000万人という数字は大変なものだと思うのですが、日本の死者数が全部で310万人で、この戦争前の昭和11年の人口が7000万人弱という数字から、死者の割合が5%未満というのが「思ったほどではないな。」というのがホンネのところです。

軍人の戦死者数については、ソ連の1450万人が図抜けて多く、ドイツの280万人、日本の230万人がこれに次いで多くなっている。中国が130万人、そして中東欧のオーストリア、ポーランド、ルーマニアも、それぞれ40~85万人と多い。 英国27万人、フランス21万人、イタリア28万人、米国29万人です。

 民間人の死者数では、中国1000万人、ソ連700万人、ポーランド580万人と犠牲者が多く、ドイツが230万人で続いている。日本80万人の他、オランダ、チェコスロバキア、ルーマニアなども、英国、フランス、イタリアを上回る民間人犠牲者を出している。米国はほぼ0人である。
中国やロシア、ポーランド、ドイツの犠牲者が飛びぬけています。
ついでに調べてみましたが、米国では南北戦争の死者が、戦闘員が南北両軍で60万人以上、民間人も20万人以上死んでいます。
やはり、戦場となった国の犠牲者が多いということですね。

原子爆弾では広島、長崎で20万人が亡くなりましたが、現在の核兵器は広島、長崎に落ちた原子爆弾より数十倍も威力の大きなものです。

ソ連が崩壊して東西の冷戦が無くなり、核兵器の存在は忘れられがちになっています。
しかし、どこかの国が盛んに交渉ネタに持ち出しますから、皆さんも少しは興味があると思います。
でも、あの騒いでいる国自体は核実験はしていますが兵器としての核弾頭を保有しているかは微妙なところです。
そのかわりに、静かにしているけれど確実に核兵器保有国は増えています。
全世界で23,000発、配備状態にあるのが約8,000発、そのうち、スイッチを押せば飛び出す状態のものが2,000発あるそうです。

1970年に国際的に「核不拡散条約」が締結され、当時すでに核兵器を持っていた米国、ソ連、イギリス、フランス、中国の5カ国は「核を持つ国」と認める代わりに数を減らす約束をし、他の国は「核を持たない」と宣言しました。

現状はどうでしょうか?
ロシアが4,834発、米国が2,702発、フランスが300発、中国が186発、イギリスが160発持っています。
そして、インドが60~70発、イスラエルが80発、パキスタンが60発保有しているようです。
イランも、北朝鮮も疑惑に満ちています。
これらの核兵器は広島、長崎に落ちた原子爆弾より数十倍も威力の大きなものです。

日本では日清戦争での戦死者は何百人程度で、日露戦争でも何千人程度でした。
戦争の期間も規模も小さかったのですが、戦争に動員される割合も、兵器の性能も上がってきた結果が第二次大戦で6000万人の犠牲者という数字になったのだと思います。
現在は、膨大な核兵器の上で全世界が廻っているのだと考えると、次に大規模な戦争が起これば一瞬の内に、核兵器の全部が爆発して地球自身が煙になって消えてしまうでしょう。
中途半端に残るよりは、いっそ、気持ちいいかもね・・・。

核兵器を廃絶すると宣言したオバマ大統領に期待しましょう。
被爆国として、日本も、強く「核廃絶」をアピールして欲しいものです。

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9月8日の「朝日新聞」の朝刊の「静岡・伊豆岳南」版のところに「沼津・辻畑古墳」が「日本最古の可能性」という見出しで出ていました。
沼津市東熊堂で発掘調査が進む「沼津・辻畑古墳」から発掘された土器の「高杯(たかつき)」が、形状などから国内最古級の奈良県桜井市の「石塚古墳」と同時期の可能性があるらしいとのことです。
沼津市から富士市にかけての愛鷹南麓は、ほとんどの場所で古代の遺跡が出るそうです。
それは、私も建築にたずさわる関係上、承知していました。
門池や、岡の宮もそういった範囲に含まれています。

先日、ライオンズクラブの関係で沼津市の教育長を訪問したときに、教育長からお話があったのが、教育委員会で「沼津市史」を18年かけて編纂して、ここで完成したという話でした。
その場で「通史」を見せていただきましたが、古代から現在まで、たくさんの資料、写真の載った、解りやすそうなものでした。
沼津市程度の規模にしては、ズイブンとシッカリしたものだと感じました。
誇りにして良いものだと思います。
市役所の教育委員会へ行けば売っています。
一般書店では取り扱っていません。
でも、コレを読んで知識の一端として他人に話をすれば、感心していただけるでしょう。
あまり宣伝していないようですが、もったいないような気がします。
もっと、宣伝して売れたらよいのになあ。

「沼津・辻畑古墳」は長さ約62メートル、幅約35メートル、高さ約4.5メートルの前方後円墳だと確認されています。
キラメッセより一回り大きそうな感じです。(高さはチョット低いです。)
沼津市に前方後円墳があるなんてすごいなあ。
調査が済んだら、整備して一般観覧できる古墳公園なんかに出来たらよいのになあ。

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