9月8日の「朝日新聞」の朝刊の「静岡・伊豆岳南」版のところに「沼津・辻畑古墳」が「日本最古の可能性」という見出しで出ていました。
沼津市東熊堂で発掘調査が進む「沼津・辻畑古墳」から発掘された土器の「高杯(たかつき)」が、形状などから国内最古級の奈良県桜井市の「石塚古墳」と同時期の可能性があるらしいとのことです。
沼津市から富士市にかけての愛鷹南麓は、ほとんどの場所で古代の遺跡が出るそうです。
それは、私も建築にたずさわる関係上、承知していました。
門池や、岡の宮もそういった範囲に含まれています。
先日、ライオンズクラブの関係で沼津市の教育長を訪問したときに、教育長からお話があったのが、教育委員会で「沼津市史」を18年かけて編纂して、ここで完成したという話でした。
その場で「通史」を見せていただきましたが、古代から現在まで、たくさんの資料、写真の載った、解りやすそうなものでした。
沼津市程度の規模にしては、ズイブンとシッカリしたものだと感じました。
誇りにして良いものだと思います。
市役所の教育委員会へ行けば売っています。
一般書店では取り扱っていません。
でも、コレを読んで知識の一端として他人に話をすれば、感心していただけるでしょう。
あまり宣伝していないようですが、もったいないような気がします。
もっと、宣伝して売れたらよいのになあ。
「沼津・辻畑古墳」は長さ約62メートル、幅約35メートル、高さ約4.5メートルの前方後円墳だと確認されています。
キラメッセより一回り大きそうな感じです。(高さはチョット低いです。)
沼津市に前方後円墳があるなんてすごいなあ。
調査が済んだら、整備して一般観覧できる古墳公園なんかに出来たらよいのになあ。
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