私が沼津千本ライオンズクラブに入っていることは以前にもお話しましたが、順番で今年は会長をやっています。
先日の10月4日には「香月・長世 碑前祭」を行いました。
沼津市は芹澤 光治良、井上靖や若山牧水など作家、詩人など、たくさんのゆかりある人々がいます。
沼津外港の手前、ビュウオの左側に「港口公園」がありますが、そこに、勝田香月と本居長世の二人の詩人、作曲家の碑を、ズイブンと前に沼津千本ライオンズクラブが建てました。
「勝田香月」は沼津生まれの大正期に活躍した詩人です。
「出船」、「沼津夜曲」の作詞が有名です。
沼津千本ライオンズクラブは、昭和55年にクラブ結成15周年を記念して「勝田香月」の記念碑を、この港口公園に建立しました。
また、江戸時代の国学者「本居宣長」の子孫で、沼津市にゆかりの深い「汽車ぽっぽ」や「赤い靴」の作曲で有名な作曲家「本居長世」の碑も、沼津市からの要請で沼津千本ライオンズクラブが昭和62年に建立しました。
以来、記念碑を忘れないように、また、「勝田香月」、「本居長世」の両氏の数々の歌を、歌い継ぐようにと毎年、市長や教育長をお招きして10月に碑前祭を行ってきました。
「青少年育成」に力を入れている沼津千本ライオンズクラブは、この「香月・長世 碑前祭」の行事の中で、加藤学園と飛龍高校和太鼓部に出演していただいています。
飛龍高校和太鼓部は勇壮な演奏がすばらしく公園から港へと音が聞こえるらしく、演奏し始めると見物の人が寄ってきます。
加藤学園は昭和9年に「勝田香月」の作詞、「丸山?」の作曲でつくられて、ダンスを振付けた「ダンス逍遥歌」というのがあります。
各学年の女子生徒の中からバランスの取れて優秀な5人がオーデションで選考されて、昔の制服であるセーラー服を特別注文で誂えて、それを着用して踊るのです。
これは学内からほとんど外え出たことが無いそうです。
昨年、「千本賞」のお願いに伺ったときに、この「ダンス逍遥歌」の話になり、無理を言って、昨年の「香月・長世 碑前祭」で披露していただき、今年もお願いしたものです。
いかにも、昭和初期という雰囲気の優雅なダンスで観客の皆さんは感激していました。
来年も、ゼヒ、踊っていただくつもりです。
興味ある方は、また、お知らせしますから見に来てくださいね。
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