今回の震災の地震の規模について
震源は宮城県沖、北緯38度、東経143度の地点
震源の深さは24Kmと比較的浅い
地震規模はマグヌチュード9.0
日本の地震観測史上、最大
世界的に見ても観測された中では4番目
震度は最大7.0
特徴的なのは、
太平洋プレートに沿って岩手、福島、茨城あたりまでが
連動して震源域となったこと
その断層の長さは400~500Km、
巾は150~200Km
さらには三陸沖北部から房総沖まで及んでいる可能性もある
住宅被害について
今回の地震は地震規模に比べて
住宅の損壊に影響する周期1~2秒前後の振動が
100cm/s以下と小さかったおかげで
比較的、軽度であったと思われる
阪神淡路大震災では
200~300cm/s程度の振動が観測されている
今回の地震被害で特徴的なのは ツナミ
ツナミが地震の断層長さに比例して広い範囲で発生したことと
U字やV字のリアス式海岸が多かったことが
ツナミ被害を大きくした
海上保安庁によると
震源地の真上の海底観測点では
東南東に25m移動、3m隆起
国土地理院によると
牡鹿半島(石巻の先・金華山のあるところです)の
GPS観測点では
東南東に約5.3m移動し、約1.2m沈下した
それは北海道から近畿地方にまでの
広い範囲で観測された
つまり、日本は太平洋に向かって
一歩、踏み出したわけです
はたして、飛躍への一歩なのか
破滅への一歩なのか・・・。
ウーン、いまのところは微妙だなあ
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