フローリングのお手入れについて、皆さんはお悩みでしょうか?
ムクのフローリングを選んだお客様に、何かしらの機会に、
話題にしてみると、
そんなに気にしていない方が多いようです。
ムクの無塗装フローリングを選んで、7~8年経つお客様は、
「初めの半年は、いただいたオレンジワックスで磨いていたけ
れど、めんどくさくなって、もう、何年もはしないね。」
とおっしゃっていましたが、その家の床は、
いい具合に半ツヤといった感じで光っていました。
しかし、基本的には、お手入れは必要です。
第一に、汚れ防止にはこまめなお掃除は必要です。
普通に掃除だけでケッコウ、キレイでいられますよ。
以下に、フローリングのメンテナンスをまとめてみました。
①日頃のお手入れ
日頃のお手入れは、雑巾を堅く絞って水拭きで行って下さい。
②しつこい汚れ
しつこい汚れには植物性のワックスををぬるま湯と混合して
雑巾で拭いて下さい。
殆どの汚れはそれで取ることができます。
当社で、竣工時にプレゼントするオレンジワックスで
大丈夫です。
ほかには、プラネットジャパンという会社の
カルナバワックスエマルジョンなどがお薦めです。
(ぬるま湯1リットルにカルナバワックスエマルジョンを
大さじ2~3杯)
③フローリングの内部に入り込んだ汚れ
内部に入り込んだ汚れは、お湯(約60~80℃)を汚れの部分に
少量かけるか、熱いタオルをシミの表面に置いて下さい。
その後、表面を乾いた雑巾で拭いて下さい。
殆どのシミは取り除けます。
シミを取除いた後、その部分のワックス塗装を行って下さい。
通常の木部のお手入れは水拭きで充分ですが、
汚れが目立ってきた時には、②の方法をお試しください。
芹工務店では、これまで「ムクフローリングの無塗装」が
ご希望のお客様には
そのまま、無塗装でお引渡しをしていましたが
材種によっては、細かいケバタチが目立ったり、
工事中の養生が出来ない壁際などが白っぽくなるなどの
現象の対応が難しいといった理由から
植物性塗料(プラネットジャパン の ハードクリアオイル)
の1回塗りをお勧めすることにしました。
この塗料で1回塗りですと、無塗装の雰囲気が損なわれず、
汚れ防止にもなり、わたし的にはお薦めです。
この塗料は亜麻仁油などの自然素材が主成分で
無垢床の表面に膜を作って保護する塗料ではなく、
浸透して木を保護します。
プラネットの営業さんの話では、
「ご採用の工務店さんから、見学会の時に
『この床は塗装してありますか。』 と言われる。」
とのことです。
今年になってから芹工務店も採用し始めましたので、
マダ、1~2件ですが
かなり、いい感じに無塗装の雰囲気が残っていて、
気に入っています。
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