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芹工務店の社長である私がお気楽に日々思うことなどを 徒然なるままに書かせてもらいます。

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ひさしぶりに、朝日新聞の「GLOBE」ネタから・・・。

今回は「死刑廃止か、死刑支持か」について

データのみを拾い出しました。

まず、世界中で 死刑全廃国は95、死刑がある国は58です。

USAは50州の内、35の州で死刑があります。

日本国も死刑はあります。

現在、日本では約100人の死刑囚がいます。

USA全体では、死刑囚が3000人くらいいるそうです。

欧州連合(EU27カ国)は死刑全廃で、「死刑全廃」は加入条件です。


すこし、ヨコから見たようなデータがあります。

コストから見た死刑についてです。

2007年にはUSAのニュージャージー州がコスト論が決め手で廃止になったそうです。

死刑制度にはコストがかかる主な理由は「裁判費用」です。

死刑求刑には「特別な手続き」が求められます。

一般の判決とは違い「人の命を絶つ」判決ですから、求刑するにしても、

判決を下すにも、ダブルチェックが求められます。

また、一審で終わらずに大半が最高裁まで行き、審理は長引きます。

死刑が廃止されれば、州の負担は年間約146万ドル(1億22千円)節約できるとの

試算が出ているそうです。

判決後も、執行までは「死刑囚」は「一般囚」とは別の「特別房」で処遇します。

その差額は1人当たり年間に約3万2千ドルだそうです。

死刑が確定しても、再度審査するなど執行までには時間がかかります。

そして、長期間執行されない「死刑囚」も増えているようです。

仮に、30代で特別房に入り、30~40年、刑が執行されないと仮定した場合と、

死刑が廃止されて囚人が一般房で過ごす場合では

1人当たり、約97~130万ドルコストは少なくて済むと推定されるようです。


死刑については、数字だけでは割り切れない「多くの思いがある」とおもいます。

あなたはどう考えますか?






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