今、福島県の農家では
「ひまわり」を植えるのがブームのようです。
ミナサンも耳にしたことがあると思いますが
「ひまわり」はチェルノブイリ原発事故でも、
ナタネとともに地面の放射性物質をよく吸収するということで
盛んに植えられ、復興のシンボルとなっているようです。
しかし、600種類以上の植物で
セシウムの吸収率の実験をした結果では
顕著な差はないらしい。
放射性物質は地面についても、あまり深くは浸透しないらしく
セシウムは地表から15セン以内に97%残っていて
ストロンチウムも地表25センチ以内に90%以上
残っているというデータがある。
仮に「ひまわり」が放射性物質の吸収率が高くても、
その「ひまわり」をどのように処分するのか?
そこも悩みどころである。
植えられた「ひまわり」が育って、
太陽に向かって花を咲かせている写真を見ていると
「希望のひまわり」という言葉が
とても、せつなく思えてくる。
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