現在、福島第一原発では、
タービン建屋の地下に溜まった水を処理する為に
日本の技術では出来ないので
フランスのアレバという会社が濃縮という方法で、
推定7万トンの水を濃縮して運び出す予定だという。
1トンは1㎥だから7万㎥になる。
1万㎥は1メートル深さで100メートル角のプールになる。
清水から福島へ運んだメガフロートが1万㎥。
7万㎥が1~4号機まである。
それがミンナ汚染水。
その処理はトテモ大変な労力が要る。
また、100トンあまりのものを吊るクレーンが
原子炉建屋には設置されていて
それだけの重さを吊るのだから、
相当な大きさのものだと想像がつくだろうが
それが粉々になってプールに落ちて
三号機ではプールを貫通して、
その下にまで行っている可能性がある。
燃料もどこかに行ってしまっている可能性がある。
原子力発電所はコンパクトかつ
非常に厳重に出来ていることは間違いない。
地震があっても十分に耐えられる。
しかし、耐えればよいのではないと言うことは今回の結果で
明らかになった。
電気が来ないことでとんでもないことになったが
(笑えるでしょ。電気つくっているところで電気が来ない。)
仮に電気が来ても、
なんにも役に立っていないことがハッキリしました。
それは外側の機械が全部やられているからです。
ついでに、6月1日のあさのテレビで原口さんが
言っていたのですが
「緊急炉心冷却装置が取り外されていた。」
という資料が見つかったそうです。
開いた口がふさがらない。
「想定外。」という言葉が独り歩きしていますが
芹澤が考えるに、東電は意図して
「想定外。」という言葉を
早い段階で使ったのではないだろうか?
どんなに批判されようが「想定外。」は、結果的には、
水戸黄門のインロウのような効果を発揮するように思います。
つづき
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