排気専用の換気扇を使った計画換気システムは、家全体の気密を高くすることで家の中が穴の開いていないストロー状態にすることで小さな穴の吸気口から空気を吸い込む機能を高めるのですが、小さな換気扇1台で吸い出すのでバランスの取れた計画が必要です。
昔のタイプの壁についた換気扇が外の強い風の時には換気扇を廻しても排気しないで、逆に外から風が入ってくる経験をしたことはありませんか。
それは押し寄せる風で換気扇の外側の空気圧が家の中より高くなって、その圧力差で家の中に風が入ってくるのです。
計画換気システムも静圧のバランスが弱ければ同じようなことになりかねません。
それでは計画換気システムの機能が果たせません。
また、長いストローでジュースを吸い上げるときはカナリちからが要ります。
それを単に強力な換気扇で解決しようとすると電気代が高くなってしまいます。
そこで、吸気口と排気口の数や位置のバランスが大事になるわけです。
芹工務店では完成時に各吸気口と排気口の風量を測ってそれぞれがバランスよく機能していることを確認しています。
これからのお引渡し建物にはその計測表を添付いたします。
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