なぜワタシが「カオスの深淵」(たちすくむ税金)に
興味を持ったのかと言うと
2日目の分で「相続が逃げてゆく」と言う内容の記事を読んだからです。
日本の話です。
巨万の資産を持つ人の親族が米国籍を持っていれば
自分の預金を米国に移して、それを米国の株や有価証券などの
「無形資産」のかたちにして、その親族に与えれば、
日米ともに贈与税がかからない可能性が高いらしい。
そもそも、相続税がない国は多いらしい。
カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、イタリア、スイスが廃止。
イギリスも生前贈与を利用すれば
実質的に贈与税を払わなくて済む制度があるらしい。
米国は息子のブッシュが大統領のときに相続税はゼロになったが
現在は従来より低い税率で復活している。
中国、インド、タイなどはもともと相続税はない。
海外では相続税は「不公平な税」と考えられているようで
現在の大金持ちは国など眼中にないので
把握が難しい金融資産に変えたり
国籍を移したりして逃げ出してしまったりする。
相続税を払わざるを得ないのは財産が土地だったり
国外に逃げ出すほうがリスクが大きな小金もちが
仕方なく相続税を払わされるようになっているらしい。
いまや財産は世界中を簡単に移動できる時代で
税金をかけにくくなっている。
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