「新エネルギー」と言う言葉は日本独自の分類で「再生可能エネルギーのうち普及のために支援が必要なもの」だそうです。
で、今度は「再生可能エネルギー」とは何ぞや?
石油のように使えば減ってゆくエネルギーではなく、太陽光や風のように使っても減らないものや、木材やとうもろこしのように再生産できるエネルギーのことだそうです。
「再生可能エネルギー」は「自然エネルギー」と大体同じ意味で使うようですが、私はチョット疑問があります。
「新エネルギー」はダムのような大規模水力発電は含まないそうです。
「新エネルギー」と言う言葉の定義などは無意味なような気がします。
単に国としての補助を出しか出さないかの区分けに使われるだけのようです。
さて、チョット疑問がある「再生可能エネルギー」ですが、これも私はズイブンと手前勝手な分類だと思います。
そもそも、私の考えでは、エネルギーの分類は、まず、CO2を排出するかしないかで分けることが第一だと考えるのです。
その分け方で言えば、太陽光、太陽熱、風力、潮力、水力などが「非燃焼系」の「自然エネルギー」で石油、ガス、バイオマスは全部「燃焼エネルギー」でCO2を排出するものと分類するべきです。
木材やとうもろこしは生産、育成時にはCO2を吸収するからイーブンだなんて言い訳はとても通用しないと思いますよ。
それはさておき、「再生可能エネルギー」が全エネルギーに締める割合は日本の場合、たったの2.2%です。大規模水力発電をくわえても6.4%です。
麻生首相は「2020年までに再生可能エネルギーの比率を20%にする」と言ったそうですが、ドイツではすでに14.2%で2020年には25~30%を目標にしています。
オバマさんも2025年には25%にするそうです。
日本は、かつて太陽光発電では世界一だったときもあるのに現在では6位だそうです。
[0回]
PR