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芹工務店の社長である私がお気楽に日々思うことなどを 徒然なるままに書かせてもらいます。

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日本では入浴中の志望者数が夏場には5人前後であるのが、12月には30人、1,2月も20人前後と大きな差があります。まだまだ、家の中の断熱が悪いのだと思います。
しかし、断熱を浴したからと言って家の中が温かくなるわけでは有りませんから、暖房はシッカリとやらなければなりません。
今まではケチケチと居間だけ温めていたのを断熱を良くしても同じような暖房の考え方では断熱下意味がありません。
せっかく断熱性能を良くしたのですから今までと同じ暖房費用を支出すれば家全体が暖まりますから辛抱やガマンをせずにシッカリ暖房してください。

そもそも、人間が家の中に居て感じる温かさとは室温(家の中の空気の温度)とMRT(室内表面温度)の平均値なのだそうです、コレを体感温度と言うそうです。
MRTとは室内の壁や天井、床の表面温度のことです。
熱は伝導と輻射、対流で伝わります。
伝導は触れているものから伝わる熱のことです。
対流は部屋の空気の温度によって空気が移動して体に伝わることです。
輻射は部屋の壁や天井などの温度が放射する熱です。
日に当たると温かく感じたり、コンロや焼けた炭のそばに行けば熱いと感じるのが輻射熱です。
部屋の空気がたとえ26℃でもマワリの壁、天井が外気に冷やされて8℃しかなければ合計して2で割った17℃としか感じないです。
それに対して、部屋の空気が20℃でも壁、天井がシッカリ断熱されて20℃ならば体感温度は20℃になるのです。
ですから、暖房で大事なことは断熱をしっかりとして、暖房を持続することです。
光熱費が気になって暖房をすぐ切ってしまうとMRTが上がらないので温かく感じ無いことになってしまいます。
ですから、暖房とは低めの温度で持続した暖房を行い部屋の床、壁、天井を暖めなければ効果が無いのです。
ところが断熱性の低い床、壁、天井はいくら暖めてもドンドン冷えてゆきます。
高断熱は持続した暖房をするために暖房効率を上げる方法なのです。
冷房でも同じことです。高断熱の家では冷房温度をあまり低くしないで連続して冷房しましょう。
また、靴文化の欧米では床がそれほど暖かくなくても十分暖房効果がありますが、日本人のように靴を脱いで、素足が床に触れる生活では床が暖かくないと足元から冷えてしまいます。
床暖房は理想的な解決方法です。


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