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芹工務店の社長である私がお気楽に日々思うことなどを 徒然なるままに書かせてもらいます。

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チェルノブイリ原発事故は1986年に4号炉でメルトダウン(炉心溶融)して爆発を起こし放射性物質が広い範囲に拡散、降下したものです。

国際原子力事象評価尺度ではレベル7という最悪のレベルのものです。

宮部みゆきの小説に同名のものがありますが、このレベル7の意味でしょう。

フクシマも暫定的にレベル7という評価です。
レベル6とも言われています。
ちなみに、スリーマイルはレベル5です。

現在も原発から半径30Km以内の居住は禁止されていて、350Km以内にホットスポットは100箇所以上ある。
ホットスポット内あるいは周辺地域は農業や畜産業は禁止あるいは制限されている。

事故のときの放射性物質の放出は広島原爆の400倍、フクシマは広島の186倍とのこと。

何を持って何倍と言うのか?

放射性物質の種類によって違うのでしょうが、チェルノブイリもフクシマも広島の100倍以上の放射性物質の拡散が合ったということです。

チェルノブイリ4号炉とフクシマの3基の原子炉が内包していた放射性物質の量は、フクシマの3基がチェルノブイリの倍以上あったが、放出量はチェルノブイリがヨウ素50~60%、セシウムが20~40%に対して、フクシマはヨウ素が2.6%、セシウムが2.1%とズイブンと少ない。

それにしてもコンマ以下単位まで算出するとは細かい。
細かいから、何かウサンクサイ気もする。

2000年の時点で、チェルノブイリ事故の自己処理従事者の86万人のうち5万5千人が死亡している。

チェルノブイリでは4号炉をコンクリートで覆う応急処置をしたままであるが、危険度が高いうえに工事がズサンで厳密に封入できていない。

また、このコンクリートの覆いは耐用年数を30年と算定しているので2016年の期限は間近かに迫っている。

スリーマイルの事故と違い、チェルノブイリでは放射性物質の放出を防ぐ為にとりあえずコンクリートで覆ってしまったので、核燃料はほとんどが炉内にまだ残っている。
そして、その処分の方法も決まっていない。

近づくには危険すぎて手が付けられないまま放置してあるということか。

フクシマも限りなく同じ状況である。
どうなるのだろうか?

ソレなのに、自己収束宣言とはイヤハヤ・・・。
日本は世界からどれだけイイカゲンだと見られているのだろうか。

こんな国にはダレも寄り付きたくはないだろう。
日本の国民として忸怩たる思いにかられる。

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