私は血圧が高くて、医者に通って降圧剤の薬をもらっています。
私が加入しているライオンズクラブでは年に二回街頭献血の呼びかけをしているのですが、
私は何年か前に献血をしようとしたら「血圧が90を越えているので献血できません。」といわれて
それまで毎年、献血していたのに、ショックでした。
以来、降圧剤を飲んでいるのですが、そのお医者さんのところで「うちのくすり箱」という冊子をもらいます。
ケッコウ、面白いことが書いてあって、楽しみに読んでいるのですが、今回は「喉頭ガンの対策」が特集になっていました。
で、チョット、書き写してみました。
そもそも、喉頭とは首の前側のほぼ中央部で気道の入口の声帯の前後に当たる部分だそうです。
ちなみに、咽頭は首の後ろ側の食道につながる部分らしいです。
で、喉頭は声門上部、声門部、声門下部と分けられるそうです。
そのどの部分に出来たかで喉頭ガンは症状や発生率は違うそうです。
喉頭ガンは年齢的には50~80歳代、特に60歳代後半がピークだそうです。
さらに、男女差では10:1で圧倒的に男性が多いそうです。
喉頭ガン患者の97%は喫煙者といわれ、これほどカバコとの因果関係がハッキリしている病気は他には無いそうです。
そして、10:1の男女比も、非喫煙者に限れば1:1の比率だそうです。
喉頭ガンの原因は、他には、大量の飲酒、アスベストの吸収などの継続的な喉への刺激、受動喫煙などが指摘されています。
要するに、カバコを止めれば大部分の喉頭ガンは予防できるとのことです。
喫煙指数というのがあって、この指数が600以上の人は高危険度だそうです。
喫煙指数の数式は
喫煙指数=1日に吸うタバコの本数 X 喫煙年数
です。皆さんも計算してみましょう。
喉頭ガン全体の5年生存率は60~70%だそうです。
さらに、1期の早期ガンに限れば、放射線治療だけで90%以上だそうです。
喉頭ガンのうち声門ガン(声門部に発症する)が2/3を〆、声門上ガンが1/3で声門下ガンはゴクまれだそうです。
発見方法
声門ガン
早い時期から声がかすれたり、シャガレ声になったりします。
雑音の入ったザラザラとした感じの声になります。
進行すると息苦しいなどの呼吸困難の症状も出てきます。
声門上ガン
最初の症状は、食物を飲み込んだときの痛み、異物感、いがらっぽさです。
次第に耳にツーンとくる痛みが現れます。
さらに、進行するとシャガレ声になってきます。
比較的早く、首のリンパに転移して首のハレによって発見されることも多くなります。
声門下ガン
進行するまでほとんど症状が出ないヤッカイなタイプです。
シャガレ声や呼吸困難が主な症状です。
いずれにしても「禁煙」しましょう。
タバコはヒトツもよいことはありません。
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