ウィキペディアで検索すると、ヒートショックとは、「急激な温度変化により体が受ける影響のことである。リビング・浴室と脱衣所・トイレなど、温度変化の激しいところを移動すると、体が温度変化にさらされ血圧が急変し、脳卒中や心筋梗塞などにつながるおそれがある。日本の入浴中の急死者数は諸外国に比べて高いとされ、その理由は「浴室と脱衣室の温度差」であるとされる。」とあります。
家庭内のヒートショック(温度差による人体への影響とでも言いましょうか)で亡くなる人は、年間に一万四千人にのぼるという推計があります。
コレは交通事故の年間死者数の2.4倍に当たるそうです。
亡くならないにしても、重い疾患や後遺症を抱えたり、寝たきりになるケースはそれ以上の数字になっていることでしょう。
近畿大学の理工学部の岩前篤教授の指導で、2002~2008年に住宅取得した住まい手2万人を対象に、転居後にさまざまな病気の症状がどうなったかをインターネットでアンケート調査した結果、気管支喘息、喉の痛み、せき、アトピー性皮膚炎、肌のかゆみといった症状が、転居した住宅のグレードが省エネ等級3相当の場合には改善率が30%、省エネ等級5相当の場合には改善率が60~70%になったそうです。
当社のお客様の中にも「子供の喘息の症状が出なくなった」とか「住宅のアレルギー症状のひどかった奥様がズーット楽になった」などの報告をしてくださるかたがありましたが、数字的に立証されるニュースだと思います。
「なぜ改善したか」までは、今回の調査ではわからないが、住宅の断熱化による健康増進効果が裏付けられる一つのデータではありましょう。
室内の温度が上がり、一定になり、場所に拠る温度差が少なくなり、結露がなくなってダニ・カビの発生が減ったなどの「いろいろな要因」がからんでいるのだと推測されるとのことです。
ヒートショックが軽減されて、病気の症状が減り、健康増進がはかられるということは、国の医療費負担が減り、個人的にも医療費負担が減って、健康不安も解消されれば資産が消費に廻ることも期待できる。
というのですが、どーなんでしょうかね。
健康という面からも「アイシネンを使った高断熱・高気密住宅」は芹工務店がこれからも自信を持ってオススメできる商品だと感じたニュースでした。
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