昨年、10月1日以降に引渡される新築住宅は、その施工業者は住宅瑕疵担保責任保険に加入しなければならないと法律で決められました。
非常によいことです。
いいことでしょ。
そう思うでしょ。
大きな買い物をして、長く束わなければならないのに、その住宅に瑕疵があったら堪まりませんね。
過去に色々な事件があったから民間で瑕疵保証する会社が出来てきました。
一番の古手は半官半民のような住宅保証機構でした。
10年以上になるでしょうか。
芹工務店も割りと早くからこの制度に加入してきました。
現在の住宅瑕疵担保責任保険のシステムはこの住宅保証機構のやり方をほとんど踏襲しています。
はっきり言って、保険です。
システムは火災保険などと全く同じです。
新築時の検査なんてありません。
登録して保険料を払って、それだけです。
ところが、民間で後発の住宅保証会社がダンダンと出来てきました。
当社も、5~6年前に「JIO保証」というところが営業に来て、それ以来、「JIO」に乗り換えました。
保証機構との大きな違いは、「JIO」は検査をします。
着工から完成までの間に4回の検査をします。
基礎配筋検査、構造検査、外装検査、完了検査です。
「JIO」は日本中で年間に何百という検査をして、そのノウハウを溜め込んで、検査マニュアルとしています。
それはデータが溜まり、必要になれば常にマニュアルを改訂しています。
当社にとっては、外部の第三者が検査をすることと、常に最新のノウハウを提供してくれることが魅力でスグに乗り換えたのです。
あなたも、住宅保証機構と「JIO保証」の違いがハッキリわかるでしょ。
工務店にとって安全について自己流が効かない、、安心について常に同じレベルが保てる、そして、いつも最新の情報に接することが出来る。
コレは。お客様にとっても「大安心」なわけです。
工務店にとっては、勝手が出来ずにカッタルイことですが、しかし、万一、重大な瑕疵が発生しても「JIO」は「私どもが検査をして保証を出したのですから逃れようはありません。瑕疵が発生したときは100%保証します。」と言ってくれたのです。
こんな嬉しいことは無いではありませんか。
瑕疵が出ないために、シッカリ検査をする。
そして、万一のときは100%保証する。
現実は、芹工務店では細かい瑕疵は発生していますが、保証機構も「JIO」も利用したことはありません。
しかし、100%の保証は工務店の取って、コンナに心強いことはありません。
でも、保証機構は保険ですから、何かあったときには、イロイロと難癖つけて、マッタク、火災保険と一緒でダシシブリをするのです。
私が乗り換えるわけがわかるでしょ。
ところが、昨年、住宅瑕疵担保責任保険が義務化されて、一般の人にはトテモ良い制度に見えるものが発足したわけです。
なんか、意味深な言い方でしょ。
続きは、明日・・。
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