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芹工務店の社長である私がお気楽に日々思うことなどを 徒然なるままに書かせてもらいます。

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オール電化にすると、まず、電気とガス別々の基本料金が電気に一本化されます。
電気料金も従来ですと基本料金が1kVAにつき273円という「従量電灯C」と契約アンペア数によって基本料金が変わる「従量電灯B」がありました。電力量料金単価はどちらも使用量に応じて三段階(120kWhまでは17.87円/kWh、300kWhまでは22.86円/kWh、300kWh以上は24.13円/kWh)に分かれます。
ただし、電力量料金は燃料価格によって変動します。
これが、オール電化にすると「電化上手」(既設別時間帯別電灯)という電気料金メニューになって電力量料金単価が2つの既設と3つの時間帯に分けて設定されています。基本料金は契約容量によって3段階に分かれます。電力量料金単価は昼間時間(午前10時~午後5時)は夏季(7月1日~9月30日)が33.37円/kWh、その他の季節が28.28/kWh、朝晩時間(午前7時~午前10時と午後5時~午後11時)が23.13円/kWh、夜間(午後11時~午前5時)が9.17円/kWhです。
夜間にはエコキュートでの湯沸しが安い電気代で出来ます。洗濯などをこの時間に済ませる方もいます。
さらに、毎月の請求額から電力量料金が5%割引されます。
そのうえ、蓄熱式暖房機などの大型電力消費機器を設置すれば使用期間で無い夏も含めて1年中、+10%の割引も適用されます。
芹工務店のお客様アンケートで回答いただいた結果ではガス・電気の従来型のお客様(40世帯)の光熱費は月平均25,021円(年間300,250円)で、一方、オール電化住宅のお客様(23世帯)の光熱費は月平均13,720円(年間164,642円)で、差額は月平均11,301円(年間135,608円)となります。
オール電化住宅の光熱費は東京電力のパンフレットに載っているデータでも月平均13,392円となっています。
(月平均と年間で差があるのは小数点以下を省きましたので誤差が出てしまいました。)

オール電化住宅にすると住宅ローンの金利優遇(1%前後・金融機関によって差があります。)も付いてきます。
火災保険の割引適用もあります。(これはオール電化住宅がガス・電気住宅に比べて火災のリスクが少ないことを保険会社が認めていることになります。)

エコキュートなどの貯水型のものは非常災害時に「非常用取水栓」から直接水が取り出せるので生活用水として使えます。
また、現在では停電回数は8年に1回という少なさですし、年平均停電時間も5分程度です。
家庭で消費されるエネルギーのうち給湯用は37%を占めます。
暖房に20%、照明、家電製品に42%で冷房用は1%です。

IHクッキングヒーターは火力が強く、熱効率(ガスでは40%台、IHは85%)も高いのでお湯を沸かす時間もガス標準火力(2.4kW)で6分40秒かかるところを2.0kWのIHで4分52秒で沸きます。
トッププレートもゴトクが必要ないので完全にフラットに出来ていますから、お掃除がとても簡単です。
炎がでないので手元やエプロンに火が付くなどと言う事故も起きません。
コンロ周辺に上昇気流も起きないので周りの汚れ方もズット軽くて済みます。
温度調整もコントロールできるので、揚げ物の温度設定など朝飯前です。
手入れ、掃除が楽
キッチンがキレイに保てる
自動調理などで調理の手間が省ける
火力調節が簡単で失敗が減った
火事、事故の心配が減った
等の効果があります。

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