エアコンの設定温度を1度上げるだけで電気代が10%も減少します。
夏場の設定温度はなるべく「28度」にしておきましょう。
28度といっても十分涼しいですし、外気との温度差が有りすぎても健康に良くありません。
手軽なわりに効果が非常に高いのでお勧めの節電方法です。
冷たい空気は下のに向かっていきますので、効率よく部屋の温度を下げるために冷房の風向きは上に設定しておきましょう。
暖房に使うときも設定温度は18~20℃に設定しておきましょう。
芹工務店のお勧めの「アイシネン」での高断熱住宅ではより効果が発揮されます。
また、冷房と同時に「扇風機」を併用することもお勧めです。
冷房時には扇風機を床に向けましょう。冷房で冷たくておもくなった空気が床に溜まっているのを満遍なく行き渡らせることができます。
暖房時には逆に温かく軽くなった空気をかき回すために上向きに扇風機を廻しましょう。
扇風機の電気代は1日6時間つけっぱなしでも1ヶ月120円程度です。
エアコンの適した風量は「弱風」ではなく、「自動設定」が一番節電に向いています。
最初は強風で部屋の温度を下げ、設定温度になったら微風になるので一番効率が良いんです。
最初から「弱風」にするよりも、自動設定では途中から「微風」になる分消費電力が低くなります。
1年の内の決まった時期にしか使用しないので、どうしてもフィルターにはホコリ・カビ・ダニなどの汚れが付いてしまいます。フィルターの汚れは空気の流れを悪くしてしまい冷房効率を落としますから、2週間に一度は掃除しておきましょう。電気代も5~10%も変わってきます。
湿度が15%減少すると体感温度が1度も下がります。
「弱冷房方式」のエアコンであれば、冷房よりもドライを使った方が10~15%程節電でき、ちゃんと涼しく感じることができてお得です。ただし、ドライの形式が「再熱方式」というものだと冷房よりも電気代がかかってしまうので注意してください。
直射日光は冷房効率を大きく下げる原因となっていますので、冷房をする時は「カーテン」や「ブラインド」をしておけば、冷房効率が上がって節電になります。 さらに冷房効率を良くする為にも、「すだれ」などを窓の外にかけておくと直射日光を防ぎましょう。「窓」の熱も抑えることができて効果的です。
夏場は涼しい時間の内に「雨戸」を閉めて完全に太陽光を遮断しています。
「すだれ」や「カーテン」などとは段違いに「雨戸」の方が効果があるのでお勧めです。
暖房時には、窓ガラスからの冷気は、暖房効率を大きく落としてしまいます。
夏場と同じにエアコン運転中は足元にまで届くような長めのカーテンで暖房効率を上げましょう。
日が沈んできたら「雨戸」を閉めてしまえばさらに暖房効率がよくなるのでお勧めです。
室外機は熱交換を行う重要な部分なので、直射日光に当たる場所に置いていると冷房効率が下がり、電力が無駄に消費されます。室外機に直射日光が当たらぬよう、室外機の上に大きめの板を置いてみたり、
「よしず」などで日陰を作ると良いでしょう。これだけでも3~5%の節電になります。
ただし、カバーで丸ごと室外機を覆ってしまうと熱交換が十分に行われなくなるので注意してください。
エアコンを使わない時期になったら忘れずにコンセントを抜きましょう。
エアコンの待機電力は結構大きめなので、これだけでも年間300円ほど節約できます。
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