城崎温泉などで温泉旅館に泊ってカニを堪能するには
一泊7~8万あるいは10万なんてところもありますが
今回はカニに集中して、民宿で安く済ませました。
全部で6室くらいしかない小さな民宿で大風呂も2~3人でいっぱいくらいの
設備です。
部屋には風呂はありません。
まさにカニより他になにもない宿です。
道路からは3~4メートルほど階段をあがったところに宿があり
調度、雪が降っていて道路から階段を上ってゆくのに苦労しました。
しかし、カニは見事でした。
暮れの28日で漁は一旦終わり、1月5日からが再開とのことで
その間はお客様の数にあわせて28日に仕入れたカニでまかなうので
仕入れに苦労するそうです。
柴山カニは大きさで大、中、小、小小と分けて
なおかつその中を10ランク以上に分け
全部で110ランクあるそうです。
と、宿の親父が自慢してたけれど
そんなに細かく分ける必要があるのかしらね。
また、私たちに出されたカニは一番大きなカニで正月相場で
3万円以上するって言ってたけれど、それもどうかしらね。
でも、確かに大きいことは大きかったよ。
それよりも、茹、サシミ、焼きといろんな料理で堪能しました。
特に焼きは網焼きでなく土鍋に入れて蒸し焼きで出てきまして
私も、コレは初めてでした。
網焼きは付きっ切りで焼いていないと焼きすぎて水気が無くなって
パサパサになってしまうので蒸すことで適度な水分が残って
香りもよく、味も良くできるとの親父のご託宣でしたが
たしかに・・おいしかった。
〆は鍋で、最後は雑炊でした。
満腹、満腹。
翌朝の朝食は、ごく当たり前の民宿の朝食で
本当にカニだけの宿でした。
メチャメチャ安かったから仕方ないか?
実は安すぎて、本当に美味しいカニが出てくるのか
不安だったですよ。
家族には「値段が値段だから駄目もとで我慢してね。」
と予防線を張っていたのですが
一応、顔が立ったかな。
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