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芹工務店の社長である私がお気楽に日々思うことなどを 徒然なるままに書かせてもらいます。

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どうして歳を取ると涙もろくなるのでしょうか。
ご多分にもれず、私も、ズイブンと涙もろくなりました。
テレビを観ていたり、本を読んでいて、他愛も無いことで涙が出ます。
ほんとに、つまらない場面ですよ。
造る側、書く側がココで泣いて欲しいと解りきっている、見え透いたところで泣くんですよ。
私も「アッ、ここは泣くな。 まあ、いいか。」てな感じです。

泣くパターンは決まっています。
「惚れたの、恋したの」なんてヤツには泣きません。
親子モノの、けなげなヤツや、切ないヤツですね。

なぜ、コンナに簡単に泣くのだろうと思考してみました。
結論:泣きたいんですね。
自分のことでは泣きません。
泣けやしません。
泣いてる場合じゃないし、泣いてる暇もありません。

その代わりに、テレビや本で泣くんですね。
安っぽい涙を流すのですよ。
安っぽければ安っぽいほど良いんですよ。
「コンナ安っぽい話で泣きやがって・・。」と自分をごまかせますからね。

なんてカッコつけているけれど、本当は自分のことでなくことがなくなってしまったのですね。
歳をとって、泣くようなシチュエーションにはまらないのですよ。
ときめきもなし、激情もなく、悲嘆にくれることも無い。
そんな場面まで進む前に、安全回路が働いて、回避してしまうのでしょう。

歳を取るのはつまらないなあ。

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