ソ連が崩壊して東西の冷戦が無くなり、核兵器の存在は忘れられがちになっています。
しかし、どこかの国が盛んに交渉ネタに持ち出しますから、皆さんも少しは興味があると思います。
でも、あの騒いでいる国自体は核実験はしていますが平気としての核弾頭を保有しているかは微妙なところです。
そのかわりに、静かにしているけれど確実に核兵器保有国は増えています。
全世界で23,000発、配備状態にあるのが約8,000発、そのうち、スイッチを押せば飛び出す状態のものが2,000発あるそうです。
1970年に国際的に「核不拡散条約」が締結され、当時すでに核兵器を持っていた米国、ソ連、イギリス、フランス、中国の5カ国は「核を持つ国」と認める代わりに数を減らす約束をし、他の国は「核を持たない」と宣言しました。
現状はどうでしょうか?
ロシアが4,834発、米国が2,702発、フランスが300発、中国が186発、イギリスが160発持っています。
そして、インドが60~70発、イスラエルが80発、パキスタンが60発保有しているようです。
イランも、北朝鮮も疑惑に満ちています。
これらの核兵器は広島、長崎に落ちた原子爆弾より数十倍も威力の大きなものです。
これら全部が爆発すれば地球は煙になって消えてしまうでしょう。
中途半端に残るよりは、いっそ、気持ちいいかもね・・・。
それにしても、この問題は何とかならんもんでしょうかねえ。
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