またまた、朝日新聞のGLOBEからのネタです。
人類の祖先は、いま、発掘された骨からDNAを取り出して
現代人と比べるのだそうです。
ソレに拠ると、私が学校で習ったときは
「600~700万年前にアフリカで
類人猿から枝分かれした「猿人」が現れ
「原人」「旧人」(エアンデルタール)
「現生人類」(ホモ・サピエンス)と進化した」
ということでした。
いまでは、アフリカから世界に広がった
「現生人類」(ホモ・サピエンス)だけが生き残り
他の系統は滅んだという説が有力だそうです。
ところが、ここに来て、発掘されたDNA調査の結果、
現代人のアフリカ以外の地域の
人間のゲノム(全遺伝情報)の1~4%が
ネアンデルタール人から来たものと
推測されるそうです。
ネアンデルタール人とホモ・サピエンスは
交雑しなかったという従来の説を覆す研究のようです。
アフリカで発生して世界に広まったホモ・サピエンスは
世界に広まってゆき,全ての現代の人類の起源な訳けですが、
はたして、日本にはどうして、たどり着いたのでしょうか。
日本はアフリカから一番遠いところですが、
どうやら、
アフリカから中東、インド、東南アジアあるいは
オーストラリアを経て石垣、沖縄の南方から来た種族
アフリカから中東、タクマラカン砂漠をこえて
中国、朝鮮半島ルートの種族
アフリカから中東、シベリアから
カムチャッカ半島を南下してきた種族
と多種類のようです。
それも、私たちの細胞から取り出した
ミトコンドリアDNAを解析すれば
一日程度で祖先はわかるそうです。
現代日本人のミトコンドリアDNAは十数種類あって
その内一番多いのがDグループで
40%近くを占めるそうです。
そして、このDグループは東アジア最大のグループで
世界的にはDグループといえば、中国系ということになるのだそうです。
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