ご無沙汰してしまいました。
すみませんでした。
書こうとすると、どうも、昨今の世相に非難めいたことばかりになるので
なかなか書けませんでした。
文句ばかり続いても面白くありませんものね。
今日は、昨日の避難地から一時帰宅した方の自殺についてです。
私と同じ年なのですよ。
同年齢というのは、どうも敏感に反応してしまいますね。
震災後、1年以上が経過して非難生活も長くなれば
生きてゆくモチベーションはドンドン下がってゆくと思います。
自分のこととして考えてみれば
今までの生活基盤となった場所とは違う避難地で
仕事を再開することもできず、
あてがわれる見舞金だけで生活するのは
堪えられないと思います。
あてがわれた金では、
「自分の金だ。好きに使うぜ。」とは考えられないでしょう。
「すき焼きでもしようか。旅行へもいこうか。」などといったことも、
周りから「見舞金を使ってゼイタクをしているよ。」と言われかねません。
人間のアイデンテイやモチベーチョンは
自立しているからこそ保てるのだと思います。
見舞金をあてがわれるよりも
就職や事業再開の支援として、
銀行ローンを借りやすくしたり、補助金制度を作ったりするほうが
被災者の生きる気持ちのためにはよほど頼りになると思うのですが、
いかがでしょうか。
62歳にもなってすべてを失った人が
再出発の機会をもてないなら、
そのビジョンも描くことができないなら、
「死んでしまいたい」という思いにいたるのは簡単なことだと思うのです。
今日はすごくつらい。
[2回]
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