07年の世界のCO2排出量は290億トンに上った。
京都議定書の基準となり、常に比較の対象となる1990年の世界のCO2排出量は204億トンで、これが、2000年には227億トンに増え、05年には262億トンになっていました。
中国の07年の二酸化炭素(CO2)排出量は米国を上回って世界一になったことが、国際エネルギー機関(IEA)の統計で分かった。
2030年には中国の排出量は世界の約3割を占めると試算されており、中国のCO2削減が一層、重視されそうだ。
米国は57億トンで、世界の20%を占め、一方、中国は急速な経済成長に伴い、1990年に22億トンだった排出量が07年は3倍近い61億トンに急増した。
世界全体に占める割合も、中国は90年には11%で米国(23%)の半分程度だったが、07年は21%に高まった。
IEAの試算では、積極的な対策をとらなければ中国の排出量は今後も増え続け、2020年には世界の28%、30年には29%に増える見通しである。
日本の07年排出量は13億トンで世界全体の4.5%、ロシア、インドに次いで日本がで第五位だった。
1990年の日本のCO2排出量は11.4億トンでした。
ただし、温室効果ガスは他にもあって(メタンや一酸化二窒素など)それらをCO2に換算合計すると12.6億トンになるとも言います。同じく、07年では13.7億トンになります。
いずれにしても、日本も世界も温室効果ガスの排出量はドンドン増えているのが現状です。
鳩山首相が言うように25%削減をミンナで取り組まなければならないと思います。
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