高断熱・高気密住宅は、まさに文字の通り、
気密性が高いので、
開放式の燃焼系熱源を使うと空気質の維持という観点から
換気が必要となります。
むずかしい言い方ですね。
つまり、スキマがない分、部屋の中で、昔のように、
イロリや石油ストーブを使うと
二酸化炭素、一酸化炭素が充満して死んじゃいますよ。
水蒸気がいっぱいになって結露、カビの原因になりますよ。
ということです。
だから、発生する二酸化炭素、水蒸気を
室外に追い出すように煙突の付いた暖房が
必要になるわけです。
ダンロやガスファンヒーター、電気ヒーターが良いわけです。
と考えると、・・・エアコンがあるじゃないの。
夏の冷房だけでなく、冬だってエアコンでいいじゃないの。
でも、エアコンでは電気代が高すぎると思っているでしょ。
ところが、現在のエアコンの消費電力は、
10年前に比べて20%くらい安くなっています。
それに、夏と冬で別々の機器を使うのは、
それこそ、もったいないではないですか。
ダブルで機器を使うわけですから。
エアコンは夏の3ヶ月だけ、
ストーブは冬の3~4ヶ月だけなんてもったいないよね。
それにくらべたら、エアコンだけで1年中空調すれば、
1つの機器を使い切っていることになりますよね。
それに、高断熱住宅ですから冷暖房の効率は格段に高いので、
いつも私が言っているように、
部屋の広さに比べて小さい能力のエアコンで
十分効果があります。
ランニングコストも、グット、下がります。
次回は、もっと攻撃的なエアコンの使い方をお話しましょう。
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